対決

近所のサイクリングロードの傍らにお花畑を造っているご婦人がいます。
そこにはハシブトガラスが巣を作り子育てをしている木があります。
駅前ということもあり、人通りが激しいので毎年この時期になると神経質なブト君が威嚇をしてきます。
狙われるのは大抵初老のオジサンです。
この前、類に漏れず、そんなオジサンが威嚇されていたそうです。
この時、オジサンがとる主な行為が、睨み付け、大声出し、棒振り回し、石投げです。
案の定このオジサンも石を投げたそうです。

見かねたお花畑のご婦人が
「オジサンね、そんな石を投げてもカラスに当たらないし、近くを通ってる人に当たったら危ないしょ。何もしなかったらカラスも何もしてこないんだから、黙って通り過ぎればいいんだ。」
と、優しく注意したところ、
「何もしなくても襲ってくるべや。」
終いには、
「うるせぇ、クソババァ!」
と言い放ったそうです。
さすがのご婦人も頭にきて、
「クソババァっていう私よりあんたの方がよっぽどジジィに見えますけどね。」
と言ってやったそうです。

そんなご婦人もその木の下で作業をしている時、偶にですがブト君が威嚇してきます。
でも慣れたもので、
「カーコちゃん、やめなさい。何にもしないから。」
と言いながら普通に作業を続けていると、自然にブト君はどこかへ行ってしまいます。
実に理解のあるご婦人です。
こんな人がもっと増えるといいな、と、いつも思います。

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