五輪開会式

金さえあれば、四年に一度の五輪おばさんになるところなのだが、如何せん金が無いので、専らテレビで観戦するのみである。

本日早朝、パチリと目が覚めると、時間は四時半を少し回ったところであった。
すぐさまテレビのスイッチを入れ、某テレビ局にチャンネルを合わす。どうやら私の体内時計は、既に五輪モードに切り替わっているらしい。

日本時間午前五時頃、客席がどよめく中、カウントダウンが始まった。

スタジアム内にぶら提げられた大きな鐘に向かう、どこからともなく登場した男性。タイトな黄色のシャツを着たまるでルパンのやうなこの男、一見して、ブリティッシュロックバンドのボーカリスト風である。
アナウンサーが、彼の正体を紹介したやうだが、ボリュームが小さくてよく聞こえない。
素性の判らぬままのその男が、コォーンと一つ鐘を鳴らすと、それが始まりの合図らしい。

あの鐘を鳴らしたあなた、誰だ?
後に調べたところ、自転車競技で二冠を達成したブラッドリー・ウィギンズさん(知らない)であった。
スタジアム内に広がる、それはまるでコッツォルズのやうな美しい田舎風景。まるで随分前からそこにある村のやう。
イギリスの歴史を再現する時代絵巻が始まった。

これ、片付けるの大変だらうな、なんて下世話な感想が脳裏に過ぎる残念な私の脳。
しかし、心配するなかれ、迫り来る産業革命と同時に、その美しい農村は見事に片付けられた。ショーの中でさり気無く片付けるとは天晴れ。
その後、イギリス縁の人物が次々と現れる。

聖火を持った女性(サッカー選手らしい)と共にボートに乗って颯爽と現るはご存知ベッカム。ハリー・ポッターの作者、J・K・ローリングさんは、ピーターパンの一節を朗読。
007のジェームスボンド(ダニエル・クレイグ)がバッキンガム宮殿に現れ、案内された部屋に座したエリザベス女王(本物)と共にヘリに乗り込み、スタジアムにダイビング(これはスタントマン)。
なかでも、一番面白かったのは、Mr.ビーンの登場。
炎のランナーを演奏するオーケストラの中にMr.ビーンが!!
キーボードの一音を同じリズムで叩くうちにすっかり飽きてしまい、携帯を見たり、鼻をかんだり。終いには妄想の世界に入り込んでしまい、映画炎のランナーの1シーンに登場してしまう。お馴染みの笑いなのだが、ついつい笑ってしまった。
最後は、ポール・マッカートニーが登場し、名曲ヘイ・ジュードを歌い、観衆大合唱。
国を挙げての五輪に脱帽。

自宅待機の五輪おばさんは、本日から大忙し。早速、バレーボールと柔道が被っている。どうする?

Comment

なおゾウ  

終わっちゃいましたね

いやー
最後にスパイスガールまで
出てくるとは思いませんでした。

何かにつけ
いままでの五輪とは違いました。
結構みんな好き勝手してたな・・・

スポーツだけを真剣にしてたら
だめなん?とちょっと思ってしまいましたよ。

2012/08/13 (Mon) 19:32 | EDIT | REPLY |   

イナゾフ  

Re: 終わっちゃいましたね

あららららら、すみません。
長い間放置してしまいました。

オリンピック、あっという間に終わってしまいました。

スパイスガールズ再結成とは。
ビクトリア、セレブ感プンプンでした。
現役の時はそんなに目立ってなかったのに。

個人的にはブライアン・メイ(クイーン)の登場にフワッとなってしまいました。

あれだけの人物が次々と登場したのに、何故にローリングストーンズが出ないのか?
不思議でなりません。

五輪は最早純粋なスポーツの大会ではなく、御国のプロモーションの場と化しいますからね。
色々と盛り上げなくてはならないのですね。
あのマラソンコースがいい例です。
選手のことを考えたら、あんなコース走らせませんよ。
あれは観光スポットの宣伝です。

2012/08/20 (Mon) 03:30 | REPLY |   

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